2014年8月19日火曜日

『マルチ』VS『再雇用者』(その1)




そうだ、そうであったのだ。

『バイトSMAP』という一方で、エヴァンジェリスト氏が更に過酷な戦いをしていたとは、その時、私は知らなかった…(参照:「『バイトSMAP』の時給は幾ら?」


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希望に燃えていた頃の、とまでは云わないが、還暦過ぎの悲惨な生活を全く予知できていなかった頃のエヴァンジェリスト氏である。





「マルチ」に引っ掛かることも出来ないことになるとは、予想できていなかった頃である。

個人情報を売る男として有名なエヴァンジェリスト氏であるが、だからといって、エヴァンジェリスト氏のことをただ酷い人とは云えない。

エヴァンジェリスト氏は、自らの情報も惜しみもなく売るからである。

エヴァンジェリスト氏の「再雇用悲惨話」(参照:僕は自殺しない」……..再雇用者の呟き)には、皆さん、辟易としておられるであろうが、エヴァンジェリスト氏は、自らのその「再雇用悲惨話」を皆さん以外の人にもしているのである。

エヴァンジェリスト氏は、ある持病で毎月、病院に通っている(私は個人情報を売ることはしないので、何の病気かは明かさない)。

治療費(処方箋代含む)と薬代で毎月、6000円近くかかっている。再雇用で給料が激減したエヴァンジェリスト氏にとっては、毎月の6000円は痛い。

そこで、エヴァンジェリスト氏は主治医に、生活の困窮から治療を止めなくてはならないかもしれない、と云った

人のいい(本当に善良な方である)主治医は困ってしまった。

「治療を止めていいとは云えないんですよねえ...」

とはいえ、治療費は要らない、とは勿論、云えない。

眼をPCの電子カルテから机に落とし、しばらく「うーん」と唸った後、主治医はエヴァンジェリスト氏に云った。

「エヴァさん、副業してみます?」



【続く】






2014年8月17日日曜日

『バイトSMAP』の時給は幾ら?




「おい、君、『バイトSMAP』の時給は幾らだ?」

エヴァンジェリスト氏が真剣に訊いて来た。

「何ですか、『バイトSMAP』って?」
「いいから早く教えろ。『バイトSMAP』の時給は幾らだ?」

分った。『バイトAKB』にヒントを得て、『バイトSMAP』なるものもあるだろう、と勝手に思ったのだろう。妄想王もここまで来ると…

「先日は申し訳ありませんでした。『大人SMAP』になれば、なんて適当なことを云ってしまいまして。でも、あれはアナタの友人のビエール・トンミー氏の差し金なんですよ」


「『バイトAKB』の時給なら知っている。1000円だ。交通費込みだ」

こちらの言い訳なんか聞かずに喋り続ける。

「いえ、だから、そもそも『バイトSMAP』なんて…」
「ワシの今の給料は時給換算で930円程度だ」
「えっ!?それって、準社員の(要は、アルバイターの)マドモアゼル・エヴァンジェリストの時給より低くはないですか」
「交通費込みでも1000円はどうかと思うが、まあいい、中居君より歌が上手いことが分ったら、ジャニーさんは時給を上げてくれるかもしれんからな」

そうか、やはり切羽詰まっているんだな。脊山麻理子ばりに水着のDVDでも出そうかなんて、戯けたことを云っていると思っていたが(参照:「僕は自殺しない」……..再雇用者の呟き)、あれは冗談ではなかったのだ。

「おい、君、『バイトSMAP』の時給は一体、幾らなんだ?」

エヴァンジェリスト氏は必死で、文字通り必死で食らいついて来る。

『バイトSMAP』なんてものはないんですよ、なんてとても云えない。エヴァンジェリスト氏の窮状を甘く見過ぎていたようだ。

そして、『バイトSMAP』と云う一方で、エヴァンジェリスト氏が更に過酷な戦いをしていたとは、その時、私は知らなかった…







2014年8月16日土曜日

【松竹梅】渡哲也と前田敦子とエヴァンジェリスト氏




「やはりアナタが取り持ったんですか?」

エヴァンジェリスト氏に「礼儀」として訊いてみた。

「ノーコメントだ」

そう来ると思った。

「前田敦子さんが渡哲也さんと『松竹梅』のCMで共演するのは、アナタが紹介したからですか?」

本当は訊くまでもないことだが、前田敦子と云えばエヴァンジェリスト氏、なのだ。少なくともエヴァンジェリスト氏はそう思っているらしいのだ。

「ノーコメントだ」

予想通りの展開だ。

「渡さんが『松竹梅』のCMで女性と共演するのは吉永小百合以来だそうですね。でも、いいんですか、前田敦子なんかで」

少し仕掛けてみた。

「キミが云わんとすることは分からぬでもない。しかし、敦子は敦子なりに…おっと、その手には乗らん。ノーコメントだ」

ほら、引っ掛かった。

「あっちゃんが『あまちゃん』のヒロインに落選したのは、アノせいだったんでしょ」(参照:【落選?】「あっちゃんも一緒だったんですか?」(蛇足)

次の仕掛けだ。

アノせい?何のせいだと云うんだ?それを云うと敦子が可哀想ではないか。そもそも敦子が『あまちゃん』のオーディションに応募したという証拠もないのだ」

ほらほら。

「あっちゃんが可哀想なんて、あの時、アナタはやはり失意のあっちゃんと行動を共にしていたんですね?(参照:【行方不明】「あっちゃんも一緒だったんですか?」(その1)やはりアナタが、前田敦子と渡哲也の間を取り持ったんですね」

あらためて訊いてみた。

「渡さんには本当に申し訳ない」

えっ!?あっさり認めるのか…

「アナタ,自分が取り持っておいて、今更、渡さんに申し訳ない、って云うのですか?」

一応、そう訊いてみた。エヴァンジェリスト氏と前田敦子との「関係」は承知しているつもりだが、今更退けないのだ。

「渡さんは、本来、下戸なのだ。なのに、宝酒造のCMを裕さん(石原裕次郎)の18年間の後、渡さんにもう26年もをさせてしまって…」

こちらが突っ込みたいのは(おちょくりたいのは)、前田敦子とエヴァンジェリスト氏とのことなのだ。

「じゃあ、舘ひろしがそのCMを継げばいいじゃないですか」

テーマが変ってしまったが、仕方がない。

「キミは相変らず何もわかっちゃいない。舘さんも下戸なのだ」

そうっだったのか。

「でもアナタが継ぐ訳にもいきませんよ」

方向転換するしかない。

「云っておくが、ワシはもうキリンビールとは関係ないぞ」

何を云い出すのだ。キリンビールとの関係のこと等、ハナから訊いていない。

「アナタだって、飲めないでしょ?」

宴会の席ではいつもコーラを飲んでいるのだ。

「君は甘い!ワシがいつも宴会の席ではいつもコーラを飲んでいるのを見て、飲めない、と思ったのだろう。ワシは飲めないのではない。普段は飲まないだけだ」

見透かされた。

「にしても、『松竹梅』のCMをアナタが継ぐ訳にもいきませんよ。アナタは石原プロの人間ではないんですから」

はっきり云うしかない。

「そうだ、その通りだ。ワシは『未だ』石原プロの人間ではない。だから、渡さんには本当に申し訳ない、と思うのだ」

だんだん面倒臭くなって来た。

「ええ、ええ。まだ、まき子夫人から連絡がないんでしょ?『そろそろウチにいらっしゃいよ』って電話がないんでしょ?」

前田敦子のことにしろ、石原プロのことにしろ、いい加減にして欲しい。このブログを読んでいる人たちも暇ではないのだ。

「云っておくがな、ワシは敦子とはそういう「関係」にはないぞ。石原プロについても、公式にはワシには何の責任もないのだ」

こちらの心読んだのか、そう云って来た。「いい加減にしろ!」と云おうと思ったら…

「これ以上は、ノーコメントだ。これ以上の取材は事務所を通してくれ」

とエヴァンジェリスト氏は勝手に立ち去った。「礼儀」として訊いてみた自分が愚かであった。





2014年8月13日水曜日

ボクも「嘉納伝助になる!」….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】




「おいおい、アイツをなんとかしてくれ!」

エヴァンジェリスト氏が、エール・トンミー氏のことで怒鳴り込んで来た。

「君はアイツの友だちなんだろ」

確かに、ビエール・トンミー氏は私の友だちだが、エヴァンジェリスト氏だってビエール・トンミー氏の友だちではないか。自分で何とかすればいいのだ。

「アイツのミーハー振り、妄想には辟易だ」

ビエール・トンミー氏は、確かにミーハーで妄想振りもかなりのものだが、ミーハー帝王、妄想王のエヴァンジェリスト氏に云われたくはないであろう。

しかし、一体、二人の妄想王の間に何が起きたのか…


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「エヴァちゃん、久しぶりやねえ」

全然、久しぶりではないが、妙な言葉遣いで突然、ビエール・トンミー氏がエヴァンジェリスト氏のもとを訪れた。

「頼みがあるたい」

どうやら博多弁っぽい。一体、どうしたと云うのだ。ビエール・トンミー氏は、転勤で一時期、福岡に住んでいたことはあるが、博多弁使いではないはずだ。

「この手紙ば、訳してくれんとね」

一通の横文字の手紙を差し出した。フランス語の手紙であった。

ビエール・トンミー氏はフランス語を知らない。フランス語が全く読めないのに、学生時代、フランス語経済学の成績は「優」であったが、それにはある「細工」があったのだ(いずれその「細工」のことは述べる)。

それにしても、その手紙、ただのフランス語の手紙ではなく、ほのかにいい匂いがした。多分、香水が付けてあるのだ。

「早う訳してくれんとね」

仕方がない。こちらはフランス文学修士だ。訳せいない、とは云えない。

『最愛のビエール様、お慕いしております。フランスに帰っても、あなたのことが忘れられません。貴方と過ごしたアツい夜…』

な、な、なんなんだ、この手紙は!ラブ・レター、いや、エロ・レターではないか!

「ああ、もうよか、よかよか。止めてくれ!」

ビエール・トンミー氏は、顔を真っ赤にして、手紙をエヴァンジェリスト氏から奪い取った。

「金髪のパリジェンヌたい。キリンシティの横浜モアーズ店たい…」

キリンシティの横浜モアーズ店で、ビールサーバーを囲むようにして円くなったカウンターに独り座り、一番搾りスタウトを飲んでいたところ、向い側のカウンターで同じくスタウトを飲んでいた金髪の女性と眼があって…

...と説明を聞いていたが、そこで、ふとエヴァンジェリスト氏は気付いたのだ。

少しシチュエーションは違うが、どこかで同じような場面に遭遇したことがあると。


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そうのだ。エヴァンジェリスト氏は、気付いたのだ。

嘉納伝助である。

嘉納伝助が、村岡花子のもとを訪れて、神戸の博覧会で出会った金髪の踊り子からもらった手紙を翻訳してもらったのだ。

嘉納伝助が村岡花子に翻訳を頼んだ手紙の内容とビエール・トンミー氏がエヴァンジェリスト氏の翻訳を頼んだ手紙の内容がそっくりであったのだ。

遭遇した場所や、アメリカとフランスの違いはあれ、殆ど同じ内容であるのだ。

そんな偶然なんてない。エヴァンジェリスト氏は気付いたのだ。

ビエール・トンミー氏は、顔を真っ赤にして、手紙をエヴァンジェリスト氏から奪い取ったが、それはお芝居なのだ。

自分がモテることを、艶福家であることを友人のエヴァンジェリスト氏に見せつけたかったのだ。

しかし、ビエール・トンミー氏が実際にモテる訳がなく(と、エヴァンジェリスト氏は思う)、嘉納伝助を真似てみたのだ。フランス語のエロ・レターをどこでどうやって準備したかは不明であるが。

「アイツ、嘉納伝助になるつもりなのだ」

エヴァンジェリスト氏は激怒していた。

「ワシを騙しおって!ワシは、『このヘンタイ妄想野郎!』と云って、追い返してやった。もうこんなくだらないことワシに仕掛けてくるな、と云っておいてくれ」

確かにビエール・トンミーは、ヘンタイ妄想野郎であるが、自分(エヴァンジェリスト氏)だって『嘉納伝助になるたい!』と云っていたくせに。(参照:「嘉納伝助になる!」


ところで、ビエール・トンミー氏が母校のオープンカレッジに通うようになったのも、ヘンタイ妄想野郎だからであろうが、どういうヘンタイ妄想をしたのであろうか?

右欄に2014年8月末まで設置する「ビエール・トンミー氏の優雅な疑惑」に投票(回答)頂きたい。



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では、質問です。

ビエール・トンミー氏が、オープンカレッジに行くことにした理由を以下から選べよ。

(1)現役女子学生目当て 
[昔とった杵柄でナンパしたい、合コンとやらもしたい]

(2)オープンカレッジに通う美熟女目当て
[お互い家庭を壊さない程度に、ムフフ]

(3)美人の誉れ高い●●●子先生目当て 
[出来れば、プライベート・レッスンも]

(4)奥さんに惚れ直してもらう 
[今度、奥さんと欧州旅行をした際に、西洋の美術知識を披露して、『アナタ、ス・テ・キ』と云ってもらいたい]

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2014年8月7日木曜日

疑惑のカレッジ.....【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】



「ビエールには、何故、夏休みがあるのだ?」

私が、「ビエール・トンミー氏よ、夏休みで暇を持て余しているからといって」と、このブログに書いたことに、エバンジェリスト氏が突っ込みを入れて来た(参照:大人Berryz間に合わず!?...Berryz工房「解散」!)。

「現役を引退した奴は、毎日が休みではないのか。『退屈だあ、ああ、退屈だああ』と云っている毎日が休みの奴に、夏休みも冬休みもあろうものか」

そうか、エヴァンジェリスト氏は知らなかったのだ。ビエール・トンミー氏が、この4月から母校(ハンカチ大学)のオープンカレッジ(西洋美術史)に通うようになったことを。

そのオープンカレッジが今は、夏休みなのだ。「毎日が休み」のビエール・トンミー氏にも夏休みは存在するのだ。

「なにい、オープンカレッジだと!?奴は、何故、今更、オープンカレッジとやらに通うんだ?」

そこで、エヴァンジェリスト氏に問題を出すことにした。


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では、質問です。

ビエール・トンミー氏が、オープンカレッジに行くことにした理由を以下から選べよ。

(1)現役女子学生目当て 
[昔とった杵柄でナンパしたい、合コンとやらもしたい]

(2)オープンカレッジに通う美熟女目当て
[お互い家庭を壊さない程度に、ムフフ]

(3)美人の誉れ高い●●●子先生目当て 
[出来れば、プライベート・レッスンも]

(4)奥さんに惚れ直してもらう 
[今度、奥さんと欧州旅行をした際に、西洋の美術知識を披露して、『アナタ、ス・テ・キ』と云ってもらいたい]

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「おお、君はワシに挑戦するのか?」

そうだ、たまにはいいだろう。

そして、そうだ、そうだ、皆さんにもお訊きしよう

右欄に2014年8月末まで設置する「ビエール・トンミー氏は何故、オープンカレッジに」に投票(回答)頂きたい。(PCモードでないと右欄は見ることができないかもしれないぞ)




2014年8月3日日曜日

『大人Berryz』間に合わず!?...Berryz工房「解散」!




「Berryz工房が解散ですね」
「いや、無期限活動停止だろう」

エヴァンジェリスト氏がすかさず返して来た。さすが、ミーハーである。

「まあ、事実上の『解散』ですよね」
「しかし、それがどうした?それがワシと何の関係があるのか?君はまさかまた、ワシに…」
「まさか、何ですか?」
「前にも云ったが、ワシはミニスカートは穿かんぞ」(参照:【AKB新センター】アナタなんでしょ?

私もエヴァンジェリスト氏のミニスカート姿は見たくはない。

が、エヴァンジェリスト氏は思ったのだ、「アナタがBerryz工房に入れば」と云うと。


『大人Berryz』とは考えなかった。しかし、『大人SMAP』構想だけで十分、とは、『大人SMAP』になるつもりなのか?

「今更、遅過ぎる。無期限活動停止だから、ワシの投入でテコ入れし、活動再開とできなくはないかもしれないが、『ももち』(嗣永桃子)とは一緒に仕事をしたくはない」

ああ、二人とも「妄想」系だからなあ。キャラがかぶってしまうものなあ。

「『大人°Cute』なら、まだ間に合うかもしれないがなあ」

ビエール・トンミー氏が、大人SMAPなんて云い出したものだから、エヴァンジェリスト氏をいい気にさせてしまった。何にでも「大人」をつければいいと思っているのだ。

ビエール・トンミー氏よ、夏休みで暇を持て余しているからと云って、もう余計なことは云わないようにして欲しい。







2014年8月2日土曜日

鹿、ザ・バイブレーション



「キー!」

親子程、いや親子以上に歳の差があるエヴァンジェリスト氏をやり込め、勝ち誇るようにアオニヨシ君が鳴き声のようなものを上げた(参照:【続・足底筋膜炎】バラクとジョンウン、そして、エヴァンジェリスト氏)。

…と、エヴァンジェリスト氏の眼が光った。

アオニヨシ君の体のある部分を見つめ、一瞬だが眼を光らせた。そのことにアオニヨシ君は気付かなかったのであった(参照:鹿、ザ・ワイルド)。


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アナタは、携帯(電話)を、iPhoneをどう身につけているか?

アナタは男である。アナタが女性だとしても、男であったら、と仮定して考え、答えてほしい。

「ワシは、仕事の時は、iPhoneは通常、ワイシャツの胸ポケットに入れる」

と云うエヴァンジェリスト氏同様、私もiPhoneをワイシャツの胸ポケットに入れている。私も男だからである。女性はハンドバッグに入れるか、席についている時は、机の上に置いているではないか。

「個人用のiPhoneはカバーも何も付けず、そのまま胸ポケットに入れ、会社支給のiPhoneはカバーを付け、更にそのカバーにストラップを付け、胸ポケットに入れている」

会社支給のiPhoneは失くすとセキュリティ事故となり、面倒なことになるので、私も同じようにしている。

「しかるにだ、アイツはどうしていると思うか?」

アイツって?

「アオニヨシだ、『人間鹿』のアオニヨシだ」

いいのか、『人間鹿』なんて云って。

「『鹿男』ではないから、『人間鹿』ではないか」

いや、そういう問題ではなくて…

「『鹿』的人間は『鹿男』であろうが、アイツは基本が『鹿』で、その上で人間的であるのだから『人間鹿』ではないか」

それは余りにも失礼ってもんではないか。

「君もアイツのことを『鹿』としか思わなかったではないか」(参照:アオニヨシ君、登場!....老人をあしらう。………サッカー日本代表が敗退した日

確かに…

「まあ、『鹿』にせよ、『人間』にせよ、アイツはiPhoneをどうしていると思う?」

男だから、私たち同様、ワイシャツの胸ポケットに入れているのではなかったか。

「甘い!甘過ぎる!もっと観察しろ。ワシはアイツに云ってやったんだ」


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「このエロ『鹿』め!」

エヴァンジェリスト氏は、そうアオニヨシ君に云い放ったのであった。

「ええっ?何でですか?」

アオニヨシ君が怪訝そうに、そう言葉を返した。

「オマエはスケベエだ」
「まあ、否定はできませんが」
「あっさり認めたな」
「しかし、アナタに、しかも、今ここでいきなり『スケベエ』と云われる覚えはありませんよ」
「シラを切るのか」
「シラも大根も切りはしません」
「では、それは何だ!」
「それ?」
「そう、それだ!」

エヴァンジェリスト氏は、アオニヨシ君の股間を指した。

「えっ!これですか?」

アオニヨシ君は、iPhoneを手にとり、答えた。

「iPhoneですけど?アナタ、iPhoneを知らないんですか?」
「iPhoneをどうしていた?」
「どうしていたも何も、首から下げていただけですけど」
「首から下げ、どこに置いていた?」
「はあ?ただ下げていただけですけど」
「ワシの眼は誤摩化せんぞ。iPhoneをコカンに置いていたではないですか」
「ああ、丁度、股間辺りにあったかもしれませんね」
「このスケベ『鹿』め!」
「何故ですか?」
「普通、iPhoneはワイシャツの胸ポケットに入れるものではないか」
「私のワイシャツには胸ポケットはないんです」
「それは見れば分る」
「じゃあ、分るでしょ。胸ポケットに入れようがありません」
「何故、胸ポケットのないようなワイシャツを買うのだ?」
「たまたまですよ。デザインがいいなあ、と思って買ったら、胸ポケットのないワイシャツだったんです。このワイシャツ、お洒落でしょ?」

クールビズでアオニヨシ君が着ているワイシャツは、確かに、銀の横ストライプのお洒落なもので、胸ポケットはない。

「たまたまだとお!お洒落だとお!『鹿』がお洒落をするのか!?」
「『鹿』だって、お洒落くらいするでしょ」
「お洒落をする『鹿』なんて聞いたことがない。ワシには分っている」
「何が分っているのですか?」
「バイブだ!バイブレーションだ!」
「バイブレーション?」
「バイブレーション目当てだろ。電話やメールの着信があった際のバイブレーションだ」
「はああ?意味が分りません」
コカンを震わせるのだ」
「一体、何を云い出すんですか!」
「君は、仕事中にも拘らず、着信のバイブレーションで股間を震わせ、恍惚しているのだ」
「アナタ、変態ですね」
「君こそが変態だ。ひょっとしたら、電話やメールの着信の際だけではなく、5分おきのアラーム設定でもして、四六時中、バイブしているのではないか
「キー!」

アオニヨシ君のその叫び声は、『鹿』の鳴き声そのものであった。

図星であったかもしれない。しかし、私はアオニヨシ君に同情する。何も、公衆の面前で『恍惚』を暴露せずとも良かろうに

アオニヨシ君の隣のレディ・ウオーターメロン(参照:【歳末衝撃特報(1)】スイカの惨劇)が、二人の会話を聞き、頬を赤らめていたのであった。