<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[サインはVクラス?(続き)]
「へえええ!『🎵みーんな、オイラが悪かったあ♪』(『悲しき願い』のメロディーに乗せて)」
ビエール・トンミー先生のiMessageによる講義の最中、生徒エヴァンジェリスト氏は、これもiMessageで突然歌い出した。ベンツの『Vクラス』に関係したビエール・トンミー先生の『ヴィトー』という言葉に反応したようであった。
「何、iMessageで急に歌い出すねんな?まあエエわ。あんさん、なんか知らんが、自分が悪かったと認めるんやな」
「ええ、ええ、私が勘違いしていたんですね。『Vクラス』の『V』は、バレーボールの『サインはV』の『V』からきたのではなく、『あしたのジョー』から来たのですね!まさか、そんなに深い由来があるとは思いませんでした」
「はああ?何の話や?」
「『あしたのジョー』ですよ、ボクシングの漫画、アニメの。私は、あまり興味が湧かず、見ていなかったのでよく知りませんが、最後の試合で判定負けしたジョーが、『真っ白に燃え尽きた』とかなんとか云ったんじゃないかと思います」
「何や、燃え尽きたんか?ジョーとやらは、火葬されて、真っ白な骨になったんか?」
「いえ、死んだか死んでないかは判然としない終り方だったようで、そこがまたいい、ということではないかと思います」
「それがエエんかエエくないんか知らんが、どっちにしても、そのジョーは、負けたんやろ。やったら『Victory』やないやんけ。それに、どっちにしょうが、『Vクラス』の『V』は、バレーボールやらボクシングやらの『Victory』の『V』やあらへん」
「『Vクラス』の『V』は、『Victory』の『V』だと思ったのは、私の早とちりでした。まさか『尾藤イサオ』から来ているとは思いもよりませんでした」
「なんやまたあ。なんで元ロカビリー歌手が『Vクラス』と関係あんねんなあ?ロカビリーちゅうて何か知らへんけどな」
(続く)
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