<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[サインはVクラス?(続き17)]
「『美食倶楽部』と聞き、奥様と贔屓にしている店の話に持って行って、先生は、誤魔化そうとしているんですね。そうはいきませんよ」
生徒エヴァンジェリスト氏は、『ふか~い』付合いのあったバスクの女性とのことを誤魔化そうとしている、とビエール・トンミー先生を責める。脱線を重ねていたようにも見えたビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『Vクラス』に関する講義は、ようやく『Vクラス』の元になっている商用車『Vito』が、スペインの『バスク地方』の州都の『Vitoria-Gasteiz』(ビトリア=ガステイス)で作られたものという、本来の講義に戻っていたようであったが、またもや脱線に脱線を重ね始めていたた。
「私が申し上げている『美食倶楽部』は、バスクの『美食倶楽部』ですよ」
「え?『魯山人』は、バスクにも『美食倶楽部』作っとたんかいな?」
「違います。バスクの『美食倶楽部』も会員制ではありますが、料理屋、レストランではありません。秘密結社です」
「秘密結社やてえ!?フリーメイソンみたいなやっちゃな」
「そうです。バスクの『美食倶楽部』は、秘密結社なんです」
「そう云やあ、アンタとワテとの関係も秘密結社みたいなもんやな」
「『オフィス・トンミー』は、一種の秘密結社ですね。世の誰も、『オフィス・トンミー』の会長、副会長が、先生が自宅でお飼いになっているダレ猫どもだとは思わないでしょう」
「おいおい、ダレ猫ちゅうんは、会長、副会長に失礼やで。アンタとワテとの関係も秘密結社みたいなんはなあ、ワテの友人のアンタが超オゲレツな奴やあいうことが、家内にバレたらあかん、いう意味や。家内は、アンタのことをOK牧場大学卒業並びにその大学院を修了した真面目な奴やと思うとる。いや、最近は少し怪しんどるような気もするなあ」
「え、どうしてですか?」
「オゲレツは知らんと思うが(ワテが絶対、アンタとのiMessage見せんから〕、『何か変な人』とは気付いとると思うで」
「え!奥様、私のこと、『何か変な人』と気付いてるんですか!?どうして気付くんでしょうか?iMessageもblogもご覧になられていないのだったら、『何か変な人』とは、思われないんじゃないでしょうか?」
「ワテのアンタに対する言動が不審やさかい怪しんでるとチャウやろか」
「ああ、そういうことですかあ。『あら、エヴァさんからメッセージ?どうしたの?』、『あ、いや、そのお、大したことじゃないんだよ』(と、iMessagの届いたいPadの画面を隠す)、『あら、そおお…』(と、iPadの背を見る)ゆうような感じなんですかねえ?まあ、変態の友人ですから、まともな人間とは思わないんでしょうけれど」
「アンタとのiMessageやアンタが作ったワテのアイコラは絶対に家内に見られてはマズイんや。バレたら、どつき回れるでえ。せやさかいに、アンタとワテとの関係も秘密結社みたいなもんなんや」
「なるほどお…...おっと、先生、秘密結社を先生と私との話にして、『ふか~い』お付合いのあったバスクの女性とのことを誤魔化そうとしていますね!」
(続く)
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