2021年5月7日金曜日

【ビエール先生の『クラス』講座】Eクラスな男・NGクラスな男[その81]

 


<注意>

ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。


西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。


長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。



[サインはVクラス?(続き2)]



「おお、流石です、先生。やはり『尾藤イサオ』のことをご存じだったんですね!」


ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『Vクラス』に関する講義の最中に、生徒エヴァンジェリスト氏は、『Vクラス』の『V』の由来として、『尾藤イサオ』を持ち出してきていた。


「おお、最近では、ま、これを『最近』ちゅうてエエんか知らんけどな、伊丹十三の『お葬式」ちゅう映画に出とったわな」

「ゲーノー界のことは知らない、と仰りながら、お詳しいではありませんか」

「詳しゅうはないで。でもな、ワテの云う『ゲーノー界』ちゅう言葉には重要な前提の形容詞があって、ホンマんとこは、『軽薄な』が付くんや。分り易い例えで云うたら、『明石家さんま』は、『ゲーノー界』の人間やな。『タモリ」は、『軽薄な』が付く『ゲーノー界』の人間とちゃう。ワテは、いつも「タモリさん」と呼んでるで」

「ああ、なるほどお!『アグネス』のことは、『ちゃん』づけでしたね。それだけお親しかったんですね!」

「んっ…?な、なんや、『アグネス』って、『アグネスラム』ちゃんかいな?」

「おやおや、そっちの『アグネス』でも『んぐっ!』されてましたか」




「もうエエ加減、その『んぐっ!』やめいな。『アグネス』のどこが『Vクラス』と関係あんねんな」

「『アグネス』は関係ありませんよ。関係があるのは、『尾藤イサオ』です。誤魔化さないで下さい」

「せやから、『尾藤イサオ』のどこが、『Vクラス』と関係あんねん」

「だって、『ビトー』でしょ?」




(続く)



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