<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[サインはVクラス?(続き6)]
「しかし、『怪人』は、そこは違います」
生徒エヴァンジェリスト氏は、ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『Vクラス』に関する講義の最中に、『Vクラス』に関連して、ベンツ製マスクというものがあり、それを付けた『怪人』に言及していた。
「何が、どう違うねん?『怪人』かて、リゾートホテル『エクシブ箱根離宮』では舞い上がんのとちゃうか?」
「ええ、『怪人』も『エクシブ箱根離宮』のエントランスに到着すると、直ぐにホテルの人二人が走ってきてドアを開けて荷物を運んでくれようとした時に、慌てて自分のベンツ『Eクラス』の前に行って、奥さんに写真を撮らせたんです」
「….やっぱりそうかいなあ…」
「証拠写真もあります」
「なんやて!しゃ、しゃ、写真があるてえ!?」
「これ…」
「や、や、やめんかい!」
「は、どうされたのですか?」
「いや、恥知らずな『怪人』の写真なんか、別に見とうはないさかいな」
「いえ、ご覧下さい。これです」
「うっ…どうして、これを」
「どうです?相当に恥知らずでしょ?そう見えるでしょ?」
「…あ、せやな…」
「どうされました?しょんぼりされてますね。でも、ご安心下さい」
「なんでや?なんで安心できんねん?」
「『シンボウエンリョ』ですよ」
「え!な、な…」
(続く)
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