「え?え?ええー?!まさかやあ???!!!」
というエヴァンジェリスト氏へのiMessageに、ビエール・トンミー氏を取材対象とする特派員は、今度は、文字通り、『まさかやあ』な戸惑いを見せた。
「『しゃがんで』でなければウンコする、もアリ、ですかあ?」
「何度も、ウンコ、ウンコと云わせるでないぞ」
「『しゃがんで』でなければ、ということは、立ったまま、ということになりますが….いや、寝て、ということもアリですね」
「おお、論理というものを呑み込んできたな。だが、アイツには、寝るだけの余裕はなかったらしい」
「では、立ったまま、だったんですね?」
「ほぼ正解に近いが、アイツは、緊急事態の回避に必死だったんだ」
「へ?ってことは、走りながら、ですかあ?まさかやあ!」
「おお、確かに、緊急事態だからなあ、走りたい気持ちはあっただろう。だが、走れる状態ではなかったようだ。なにしろ、『頭』が出て来そうな状態だったんだからな」
「あ、『頭』!モグラじゃあるまいし、いや、モグラなら、まあいいですが、アレの『頭』なんて想像もしたくありません」
「じゃあ、想像しなけりゃいいだろう」
「要するに、走りたい気持ちはあったが、走れる状態ではなかった、ということは、歩きながらウンコした、ということなんですね!?」
(続く)
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