「はは~ん、アナタと同じことをしてしまったのですね!?」
というビエール・トンミー氏を取材対象とする特派員からのiMessageに、エヴァンジェリスト氏は、特派員のしたり顔を見た。ビエール・トンミー氏がした『走りション』よりもっと酷いことにアタリがついたようであったのだ。
「へ?な、な、なんだ、ワシと同じことって?」
「また、得意のお惚けですか。ネタは上がっているんですぞ」
「君は、ワシを取材対象とする特派員ではなく、ビーエルの奴を取材対象とする特派員だろうに、ワシの何を知っているというんだ。あ、ああ、あれか?」
「そう、あれですよ」
「あれなら、ちゃんとしゃがんでシタが、個室の扉の鍵を閉め忘れたから、ああなっただけだ。仕方あるまい」
「え?何のことですか?」
「それ、ワシが小学生の時、そう、広島市立皆実小学校での運動会の時、弁当のおむすびを食べ過ぎて、モヨオシてしまい、西に2つある校舎と校舎との間の皆実小学校の『便所棟』に駆け込んだ時のことだろう?」
「ああ、そっちの方のことですか。ええ、『プロの旅人』で読みましたよ。ウンコをしているところを、下級生の女の子に見られたんでしょ。個室の扉の鍵を閉め忘れていたから、いきなり扉を開けられて」
[参照]
「そうだ。後にも先にも、ウンコをしているところを他人に見られたのは、あの時だけだ。今、思い出しても恥ずかしい」
「あの方も、誰かにウンコをしているところを見られたのですか?それが、『走りション』よりもっと酷いことなのですか?」
「いや、アイツは、ウンコはしたが、他人に見られたとは聞いておらん」
「じゃあ、やっぱり、あっちの方のことなんですね?アナタと同じことをしてしまった、といっても」
「あっち?あっちも、そっちも、どっちも分からん」
「ウンコで恥ずかしい思いをしたのは、ウンコをしているところを見られたことだけではないでしょ?」
「えっ!?け、け、け、検便のことか?」
「ああ、それも恥ずかしいことでしたね。検便に関しては、確かにアナタもあの方も『偽装』をしたことが間違いありません。しかし、『偽装』方法が違っているので、アナタと同じことをしてしまった、ということにはありません」
「まあ、そうだな。アイツは、一度の採取で2本の検体(ウンコ)をとって提出してバレたんだ。でも、ワシの『偽装』はばれなかった」
「ああ、お母様のウンコを提出されたのでしたね。でも、ばれなかったのだから、あの時程には、恥ずかしい思いはされていないでしょ」
[参照]
【疑惑】ウンコは嘘をつかない….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】
【懺悔】ウンコも嘘をついた….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】
「あの時?」
(続く)
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