2024年5月1日水曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その475)

 


「(でも、ボクの『巨砲』は、もう随分前から、『凶器』にならなくなっただけではなく…….)」


と、ビエール・トンミー氏は、友人のエヴァンジェリスト氏への優越感から一転、無力感に襲われ、その無力感の元である自らの股間に視線を落とした。



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「『尿活』いうんは、オシッコする『部活』なん?」

「アンサン、ほんまもんのアホか?!どこの学校にオシッコする『部活』なんかがあんねん?!」

「え!まさか、オシッコを飲む『部活』なん?『茶道部』じゃのうて『尿道部』なん?」



「なんちゅう発想してねん!オゲレツ通り越して、『グロレツ』やで」

「『グロレツ』て、なんか『クロレッツ』みたいで爽やかなん?」

「くだらん言葉遊びはいらへん。『尿活』は、せやな、爽やかになる為の活動やで。オシッコのトラブルの予防とか改善をする為の工夫なんや。ちょっと前に、『尿活』の記事読んだんや。『尿漏れ』の都道府県ランキングは、広島県が1位やて。『頻尿』では広島県は2位や。広島県は『尿活』必須やな」

「『尿漏れ』いうて、アンタあ、やっぱりオシッコちびっとるん?」

「ワテのオシッコ・トラブルは、『尿漏れ』やないんや。ある時から『残尿感』やら『終了後の残尿感』を覚えるようになったんや。ワテに必要かもしれん『尿活』は、『尿漏れ』対策やのうて、『残尿感』対策なんや」

「ああ、オシッコを漏らしとるんじゃのうて、大事に抱え込んどるんじゃね」

「大事に抱え込んどるちゅうことやのうて、抱え込みとうあらへんのに、出て行ってくれんのや。で、ワテが読んだ『尿活』の記事に依るとやな、具体的な『尿活』としては、『熱い湯につかる』、『骨盤底さすり』(でも、骨盤底ってどこやろ?)、『尿活ヨガ』、『座って排尿』、『尿活体操』なんか…やて」

「ああ、『週刊現代』の『2022年10月29日号』じゃね」


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「(畜生!アイツう、また、デジタル・ハンターしたなあ!)」


と、ビエール・トンミー氏は、自分からのiMessageを読むや否や、MacBookProのSadfariで、『尿活 ランキング 広島』とでもキーワードを入れてGoogle検索でもしたであろう友人のエヴァンジェリスト氏の姿を苦々しく想像した。


(続く)






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