「(だが、家内は、ボクが、何日かぶりに『目的』を果たせたすぐ後は、しばらく『用』を足すのは我慢しているようだ)」
と、ビエール・トンミー氏の思考が、毎日のように篭りはするが、『目的』を達成できるのは、何回かに1回である『個室』に留まっていると、そこから無理矢理引きずり出そうとするIMessageを友人のエヴァンジェリスト氏が送ってきた。
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「アンタあ、もうええ加減にしてくれん?アンタと話しとると、iPhoneからアンタの『アレ』の『臭い』が漂うて来るみたいで敵わんけえ」
「おお、Appleはついに、『臭い』まで伝送でけるようになったか」
「じゃけえ、もうウンコの話はエエけえ。ワシ、『伊藤祥司』先生のことを話そうとしとったんじゃけえ」
「『伊藤祥司』先生?先生ちゅうことは、『伊藤祥司』はんは、やっぱり『大佛次郎』の別のペンネームやったんか?」
「違うけえ、『伊藤祥司』先生が詳しいんは、剣豪じゃのうて、『トーサン』じゃ」
「え?『トーサン』?なんや、あるべき『父親』の姿とか、家庭問題を研究しとるお人かいな?」
「『伊藤祥司』先生は、『米村千代』先生が会長しとられる『家族問題研究学会』には入っとられんと思うで。『トーサン』から『父親』で、家族問題とかアンタ、やっぱり強引じゃねえ」
「なんやて!怒るで、しかし!アンサンやないか、また得意のカタカナで相手(ワテや)が誤解するように持って行ったんは!」
「いやの、『トーサン』は『倒産』のことなんよ」
「せやろ。せやったら、はなから『倒産』と書いてこんかい!」
「じゃけど、『トーサン』は『東京産業』でもあるけえ(『伊藤祥司』先生が、『東京産業』のことを知っとってかどうかは知らんけど)。でも、三菱グループの機械総合商社の『東京産業』じゃのうて、『ライスチョコレート』で有名じゃった『東京産業』じゃけえね。アンタ、『ライスチョコレート』いうて知っとった?」
「知るかいな。アンサン、またこうやって、話をややこしゅうしていくんやな。」
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「(アイツ、最初に『トーサン』と書いてきた時には、『倒産』のつもりだったはずだ。でもその後に、デジタル・ハンターして、『東京産業』とやらも『トーサン』だと知ったんだろう)」
と、ビエール・トンミー氏は、さすが50年を超える友人歴から、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏のやり口を看破してみせた。
(続く)
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