「(しかも、アイツ、『吉野弘志』という男の経歴をよく知る友人か知人の風を装ってるが、また、デジタル・ハンターしただけだろう。でも、そうだ、どうして、アイツから、『吉野弘志』という男のことを聞かされないといけないんだ?お同じ中学で同じ部活をしていたから、なんて理由にならない)」
と、ビエール・トンミー氏が、あらためて話題が、『吉野弘志』氏に及んでいることに疑問を抱いていると、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏から、開き直りなiMessageが入ってきた。
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「ワシ、ブラスバンドにゃあ、全然、興味なかったんじゃけえ。『ムジカ先生』に有無云わされんと入らせられたんよ」
[参照]
「入ったからにゃあ、ちゃんと練習せなあかんやろ」
「コブラツイストの練習は、ちゃんとしたで」
「ちゃうやろ。コブラツイストを友だちに掛けながら、好きなオナゴの姿を追っとったんやないか」
「おお、そういう意味じゃあ、ワシ、『ブラス』に入ってよかったあ、思うたでえ」
(参照:ハブテン少年[その118])
「ほんま不謹慎な奴や。コブラツイストを掛けられとったアンサンの友だちは、迷惑やったやろ。その『吉野弘志』はんと同じで、音楽が好きでブラスバンドに入ったんやろからな」
「まあ、確かに、『ジャスティス君』は、トロンボーン好きじゃったみたいじゃ」
「せやろ。あ、あかん、あかん。そないなこと、どうでもエエんや。なんで、ワテ、『吉野弘志』はんのこと、アンサンから聞かされなあかんのや、いうことや」
「そりゃ、『吉野クン』が、どうやら『佐々木史郎』さんと共演したことがあるらしいけえじゃないねえ。アンタあ、ちゃんと聞いときんさいや」
「いや、そこやで。『吉野弘志』はんもそやけど、そもそも、ワテ、なんで、『佐々木史郎』はんのこと、アンサンから聞かされなあかんのや?」
「アンタが、『館長』云うてきたんじゃないねえ」
「そういうたら、ワテ、『館長』云うたけど、『佐々木史郎』はんは、『館長』なんか?」
「『吉野クン』が共演した『佐々木史郎』さんは違うけど、文化人類学の研究しとっての『佐々木史郎』さんは、『館長』なんよ。北海道にできた『ウポポイ』(民族共生象徴空間)の中の『国立アイヌ民族博物館』の『館長』しとってんよ」
「アンサン、『館長』の『佐々木史郎』はんのこと話さんと、関係あらへん、別の『佐々木史郎』はんのこと、更には、もっと関係あらへん『吉野弘志』はんのこと、話してきたんやな。怪しからんで」
「いや、『吉野クン』は、『モシリ』の一員らしいけえ、関係ないとは云えんかもしれんで」
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「(『モシリ』?なんだ、それは?)」
と、ビエール・トンミー氏は、またもやいきなり聞いたことのない言葉を出してきた友人のエヴァンジェリスト氏に、知らぬ間に翻弄されようとしていた。
(続く)
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