「おいおい、どうでもいいことなんやが、また、あんさんではなかったようやんけ」
と、けったいな関西弁もどきのiMessageが、エヴァンジェリスト氏のiPhone SE(第1世代)に入ってきた。2022年6月23日の朝7時過ぎである。画面の上に表示されたネグリジェ姿の男の画像が表示され、友人のビエール・トンミー氏からのメッセージであることを示していた。
「おいおい、朝っぱらから、何なんだ?君は、昨晩も、というか、今日の明け方まで、ネットでエロ画像を見ていて、この時間は、疲れて寝ていたんじゃないのか?」
「ああ、確かに疲れはしたんやが、興奮が冷めず、ちょっとネットでニュースを見てたんや」
「おお、興奮したのか!?『回春』できてきたんだな?なかなか、ソレが『復帰』しないとボヤいていたが」
「いや、興奮はしてんのやが、『復帰』まではいってへんねん…」
「ああ、脳だけは『回春』してきたが、体はまだ、ということだな」
「残念ながら…おーっと、そんなことどうでもいいええやろ!そんなことより、何やら、戻ってくるそうやないけ」
「『二ツ橋シェフ』のことか?」
「はああ?誰やねん、その『ナントカ・シェフ』は?」
「『アッラ・フォンターナ』のシェフだ。釣りに行って、そこにいた子どもが海に落ちそうになっていると思って助けようとして自分が怪我をしたんだ。それで、暢子が、ああ、主人公だ、シェフ代行になるんだが、なかなかうまくいかず、ある朝、遅刻までしてしまったところに、『二ツ橋シェフ』が松葉杖で戻ってきたんだ。だが」
「はああ?ああ、あの『ナントカどんどん』ちゅう、クダラン朝ドラのことやな。やめれ、やめれ」
「ただ、遅刻したことや『二ツ橋シェフ』が松葉杖で戻ってきたのは、夢だったんだ」
「そないなこと、どうでもええねん。『ナントカどんどん』は、昔からヴェネティアにある『イカスミパスタ』をその主人公が開発したというトンデモあらへんストーリーになっとるいうから、この前、怖いもの見たさで、土曜日にまとめて放送するんで、問題の第50回を見たんやが、まさかと思うとったら、ホンマに店の誰もイカスミパスタを知らずに主人公が開発したしたことになっとったわ。大丈夫か?NHK!こんな脚本の責任、誰がとるんや、思うたで」
「『まさかやー』だろ?」
「いや、『まさかやー』は、その『ナントカどんどん』やあらへんねん。水谷豊や」
「はあ?『豊さん』?」
「やめれ、ちゅうねん。知り合いでもあらへんくせに、その云い方」
「『豊さん』が、どうしたんだ?ああ、監督した映画『太陽とボレロ』が公開されて手が空いたから、秋から放送の『相棒』の撮影に戻ってきた、ということか」
「おお、それや、『相棒』やねん」
「なーんだ、そんなことで、朝っぱらからiMessageを送ってきたのか。君も暇だなあ」
「ちゃう、ちゃう。戻ってきたんは、水谷豊やあらへん。寺脇や。正確には、『寺脇康文』いうんか?寺脇が、水谷豊の初代『相棒』やったんやろ?それが、次のシリーズで、14年ぶりに『相棒』として戻ってくるちゅうニュース見たねん」
「うっ……もうニュースに出たのか」
「は?ニュース見てないのか?あ、いや、ニュース出る前から知ってたのか、寺脇が戻ってくること?」
「ああ、そこんとこは、ノーコメントだ」
「ふん、まあ、残念やったなあ。次の『相棒』狙ってたんやろ?」
「そんなことはない」
「知ってるで。及川光博の後は自分だ、とか、成宮ナントカの後こそ自分だ、とか、云っていたらしいやないけ」
「いや、それは、世間が勝手にそう見ていたり、『プロの旅人』が妄想してそう書いていただけだ」
「何、いうてんねん。あんさんと『プロの旅人』は、読売新聞が安倍ナントカのスポークスマンみたいなんとおんなじ関係やろ」
「知らん、知らん」
「あんさん、今回もまた、まき子夫人から『石原プロ』入り打診の電話が入るかもしれんから、『相棒』のオファーを断った、とでも云うんかいな?」
「知らん、知らん」
「もう、その手は通じへんで。芸能界に疎いワテかて、石原プロが解散してもあらへんことくらい知ってんねやで」
「知らん、知らん」
「『同級生』のSteve JOBSから、AppleのCEOをやってくれ、と頼まれるかもしれんから、ちゅう手も使えへんで。なんせ、Steve JOBSはもうこの世にいーへんさかいな」
[参考]
【緊急特報】尊(ミッチー)が結婚!「いよいよ貴方の出番ですか?」
「知らん、知らん」
「ああ、そうかいなあ。分ったで!あんさん、やっぱり『相棒』になるんは、水谷豊の『相棒』やのうて、『相棒』の水谷豊の後任、ちゅうことなんやな。それも知っとるで」
[参考]
「知らん、知らん。ワシには、今は、『スーパー・マン』としての任務もあるんだからな」
[参考]
「水谷豊やテレビ朝日とあんさんとで、水面下では、もうそないなことになっとるんやな?次の次の『相棒』のシリーズでは、寺脇とあんさんとで『相棒』のタッグ組むことになってんやな?」
「ノーコメントだ」
「せやから、あんさん、寺脇が『相棒』に戻ってくることも事前に知ってたちゅうことなんや!」
「ノーコメントだ!これ以上は、事務所を通してくれ!」
「あんな、あんさんが所属する事務所は、『オフィス・トンミー』やで。ワテの会社や」
「いいから、クダラン妄想は資源の無駄使いだ」
「は?何が資源の無駄使いやねん?」
「アンタとのこんなクダランiMessageのやり取りも、直ぐに『プロの旅人』で公開されるんだ」
「まあ、せやろな」
「だがな、今、『プロの旅人』は、『【緊急衝撃特報】ナンパ老人、危機一髪!』という緊急シリーズの真っ最中なんだ。それも、『【牛田デラシネ中学生】変態の作られ方』という長編人気シリーズを中断しての緊急特報の真っ最中なんだ。中断して展開している緊急特報を中断させるなんて、もう滅茶苦茶なことになるんだぞ。世界に読者を持つ貴重なBlogの資産を無駄に使わせる訳にはいかんだろ」
「アホ抜かせ。『プロの旅人』のどこが貴重やねん。ただのオゲレツBlogやないけ。やけど、『ナンパ老人、危機一髪!』てなんや?ワテ、もう『プロの旅人』読んでへんさかい知らへんねんけど、また、ワテのことを、ないことないこと、書いてんのやないやろなあ!?」
「ノーコメントだ!これ以上は、事務所を通してくれ!...あ、孫を迎えに行く時間だ。切るぞ!(プチっ!)」
(おしまい)
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